鹿児島県栄養士会(11/24)の研修のご報告

11/24(月)鹿児島市内の鹿児島女子短期大学にて鹿児島県栄養士会が開催され参加させて頂きました。

午前中は「栄養素の消化・吸収・代謝」と題して厚生連病院の医師 今村先生より、主にTCA回路などの図の解説など3時間にわたり基礎についての講義がありました。

午後からは、5年ごとに改訂している日本人の食事摂取基準ですが今年は大きな改訂を迎える2015年版について、武庫川女子大学 雨海(あまがい)先生より3時間にわたり、今回の改訂のポイントについてお話がありました。

今回の改訂ではこれまでの健康な人だけが対象だったものから、HT、脂質異常症、DM、CKDの4つについて重症化にならないよう予防していく点が盛り込まれた、とのことでした。

日本は外国の5倍のスピードで高齢化を迎えており、世界1位の高齢化の国であり、また小児については世界最下位の少子化の国であると先生は述べられておりました。
また現在問題化されている(筋量の減少かつ筋肉の質の低下によって定義される)サルコペニアについては、運動と食事を併用することでサルコペニアは改善していくことや、高齢者では臓器の中で肺が一番、腎機能が2番目にサルコペニアになりやすいなど、それぞれの臓器で予備能力に違いがあることも初めて知りました。

現在栄養士会では、平成26年4月から新しい生涯教育制度に変わり、社会的評価を得られる管理栄養士を目指して、基本研修30単位、実務研修30単位で60単位以上を習得し、認定試験を受けて合格したら、8つの認定分野において、認定管理栄養士が取得でき、5年ごとに更新していく制度が、今年からスタートしました。

昨日は405名と会場は満員で、高齢化に向けての時代の流れとそれに対応していくために常に新しい情報を取り入れていけるための勉強をしていくことが必要な時代になっているのだなと感じた研修会でした。

平成26年11月25日 津代