鹿屋市特定保健指導従事者学習会のご報告(栄養部)

平成27年2月9日月曜日、14時から16時30分まで、鹿屋市保健相談センターにて、平成26年度鹿屋市特定保健指導従事者学習会及び連絡会が開催されました。
 
14時から15時までは厚生連健康管理センターの吉福先生より「高血圧と塩分の関係」と題してご講演がありました。現在日本人の総コレステロール値はアメリカ人を超えておりアメリカでは「野菜を食べましょう」「食物繊維をとりましょう」というCMを徹底的に流しているそうです。そのためかアメリカのほうが1人1日あたりの野菜消費量が日本より多く、20歳代においては日本の若者はアメリカの20歳代の若者より食生活に問題があるということも言われているそうです。
鹿児島県はアルコール消費量が全国1位、魚介類消費量は45位であること、また動脈硬化を促進する因子に高血圧、糖代謝異常、脂質異常、喫煙、痛風があり、30代の67%は動脈硬化が始まっている、などのお話がありました。
 
15:30~16:30までは、特定保健指導従事者連絡会が開催されました。
鹿屋市の保健師さんから平成25年度の実績報告があり、効果的な保健指導及び実施率向上へ向けての検討を行いました。鹿屋市は特定健診の受診率がいまだに低く、30.9%でした。吾平地区では毎年受診されるかたが80%と高いのですが男性の60~64歳については68%と低いということです。また死因順位別死亡率は全国も鹿児島県も1位が悪性新生物で4位が脳血管疾患なのに対して、鹿屋市は1位は悪性新生物で一緒ですが、2位に脳血管疾患がきているなど、脳血管疾患で亡くなるかたが鹿屋市は多いことが分かりました。
 
全国の特定健診結果では、腹囲、BMI、HbA1c、血圧、LDLコレステロールのなかでHbA1cが最も高く、男女ともに50%以上ですが、鹿屋市、吾平地区については男女ともにHbA1cが54~55%と全国より高いことが分かっています。疾病分類別受診件数割合でみると、鹿屋市は消化器系の疾患(歯周病や胃炎、肝炎など)が多いのに対して、吾平地区は循環器系の疾患(糖尿病)が多いとのことでした。生活習慣の状況では、食習慣、運動習慣ともに吾平地区では改善の余地があるとみられています。
 

効果的な保健指導や実施率向上にむけては声掛けやまめに連絡をとるなど心がけていることなどが意見として出されていました。鹿屋市でもCKD(腎臓病)やDM(糖尿病)についても研修会などを増やして強化していきたいと鹿屋保健師の原田さんはおっしゃっていました。 
 
 

平成27年2月16日(月) 栄養部 津代