リハビリテーション

フクダ医院では、病気やケガなどでリハビリテーションを必要とされる方に十分なリハビリテーションを提供します。
当院では、医師が診察を行い、医師と担当する理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、公認心理師が連携し、患者さんに必要なリハビリテーションをオーダーメイドで提供します。子どもから大人まで疾患を問わずに対応しており、常勤の医師がいる環境で安心してリハビリテーションを行うことができます。

◎当院のリハビリテーションの特徴

脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)、廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)、運動器リハビリテーション料(Ⅰ)を算定しています。1回あたり40分(2単位)のリハビリテーションを基本としていますが、患者さんの状況により、理学療法と作業療法を組み合わせるなどして、1日あたり最大で120分(6単位)までリハビリテーションを行うことができ、完全予約制となっております。

理学療法

理学療法とは病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。理学療法の直接的な目的は運動機能の回復にありますが、日常生活動作(ADL)の改善を図り、最終的にはQOL(生活の質)の向上をめざします。また、必要に応じて、患者さんにあった自主トレーニング指導、生活におけるアドバイス、車椅子、補装具の作成等に関する相談にも応じています。

【成人対象】
入院患者様の中には、自宅退院後にリハビリが不足し、入院で獲得された能力が低下する方がおられます。退院後もリハビリが途切れることがないように外来リハビリを継続することが可能です。
現在、在宅生活を送られている患者様の外来リハビリも受け付けております。各診療科で診察を受けていただいてからリハビリ開始となります。
※現在、介護保険において要支援および要介護の認定を受けておられる場合は、医療保険でのリハビリテーションとの併用ができませんのでご注意ください。

【小児対象】
早産による低出生体重や先天異常、小児期の病気やけがなどにより、運動発達の遅れや動くことなど、理学療法の対象となる小児疾患は多岐に渡ります。運動の発達や知的な発達の問題を含めて、さまざまな疾患で生じる障がいに対して理学療法を提供します。また運動が苦手、姿勢が悪い、何か不器用といったお困りに対しても、姿勢と運動の専門家として理学療法を提供します。

資格取得状況

資格名 人数
認定理学療法士(発達障害) 1
登録理学療法士 2
日本糖尿病療養指導士 1
フレイル対策推進マネージャー 1
介護予防推進リーダー 1
地域ケア会議推進リーダー 1
臨床実習指導者講習会受講 4
協会指定管理者(上級) 1
GMs評価法基礎コース終了 1
おもちゃ・子育てアドバイザー 1
高次脳機能ファシリテーター 1
   
   

 

作業療法

遊びを中心とした色々な作業活動を用いてお子様の発達を促します。手の動きの練習、日常生活に関わる練習や環境調整等を行います。お子様の成長を一緒にサポートします。

新生児~成人以降まで幅広い年齢、各ライフステージに対応しています。
対象者のさまざまな特性やライフステージに合わせ、遊び・身辺動作・学習・仕事といった日常の作業活動がうまく行える事を目的に、心身機能の向上や環境調整(様々な機関への働きかけなども含む)、自立への支援を行っています。 また、発達期における様々な保護者の困り感に対するアドバイス・経過の確認等も併せて行い、対象者がより良い生活を送れるように支援しています。

資格取得状況

資格名 人数
   
   

【小児対象】
発達期に、先天性もしくは後天性の病気やケガを発症し、心身の発達を妨げるような障害をもったお子さんが対象となります。運動面・感覚面・認知面・社会生活の発達に対してつまずき、困り感に対してその子に合わせた作業療法を提供します。神経筋疾患・脳性麻痺・重症心身障害・発達障害や知的能力障害を持つお子さんが主な対象となりますが、感覚特性の強いお子さんや、ちょっと不器用、集団で上手くいかない等の困り感を持つお子さんにも、作業療法を提供します。

 

言語聴覚療法

当院には、「2歳になるのに言葉を喋らない」「お兄ちゃんの時とは様子が違う」などご家族の心配がきっかけで受診するお子さん、地域ごとに行われる健診で「発達の遅れ」や「落ち着きの無さ」などを指摘され受診するお子さん、所属している幼稚園や保育園の先生から「周りに比べると言葉がゆっくり」「一人で遊んでいることが多い」などと指摘されたことがきっかけで受診するお子さんなど、お子さんの受診のきっかけはさまざまです。

離乳食がなかなか進まない(摂食嚥下障害)、うまく喋れない(構音障害、吃音)、ことばの遅れがある(言語発達遅滞)、コミュニケーションがうまく取れない(発達障害)、勉強でつまずいている(学習障害)など家庭や集団生活の中で困り感を持つお子さんを対象に、主に個人・環境・家庭の3つの観点でアプローチを行います。

保護者への問診、お子さんに対する行動観察や検査を通して、発達段階に沿った支援の目標やトレーニングを提供し、遊びや課題を通してやりとりを行います。また、お子さんが今もっている力を最大限に活かせるよう園や学校とも連携し環境面にも配慮を行います。日常生活の中でできる関わり方やトレーニングなどを家庭とも共有し、お子さんの成長を一緒にサポートしていきます。

資格取得状況

資格名 人数
   
   

 

心理療法

フクダ医院で医師の判断のもとに行う公認心理師の主業務は以下の2つとなっています。
まず1つ目は心理検査(知能検査や発達検査など)です。お子さんの持っている認知面の力を測定し、今後の支援やその方向性を考える手段の一つとなっています。
2つ目は発達障害を持つお子さんやその保護者のカウンセリングです。生活場面や学校生活で適応が上手くいかない発達障害を持つお子さんやその保護者を対象として、傾聴を軸としていますが、カウンセリングを受けられる方の状態に応じて、イメージ療法やゲシュタルト療法など様々な技法を複合した心理的な援助を行っています。

資格取得状況

資格名 人数
   
   

 

お問い合わせ

リハビリテーション室 直通 0994-43-4330
*初診予約は17時までにお願いします。

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