栄養部より
平成29年1月20日(金)
午後7時半から大隅鹿屋病院2F講堂にて、鹿屋地区栄養士会が開催されました。今回は
①介護保険のしくみ、
②介護支援専門員(ケアマネ)のお仕事紹介、
③ケアプランをたてる時の視点より、介護支援専門員と栄養士の関わりについて、
ヴィラかのや上妻氏よりご講演を賜りました。
①については、要介護認定の流れ、要介護度と支給限度額、介護サービスの種類、主な施設の種類についてお話がありました。
特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、有料老人ホームなど様々な名称の施設があり、それぞれの施設の対象者、詳しいサービス内容、費用などについてあまり詳しく知らなかったのですが、今回のお話を聞いてよく分かりました。
②のケアマネのお仕事紹介では、SWでケアマネをされるかた、Nsでケアマネをされるかた、介護士でケアマネをされるかた、などいらっしゃって、いろんな職種のケアマネさんがいたほうが見方も異なり気づかされることも多いのだそうです。
住宅改修などもケアマネさんがされるそうで、建築基準法などを勉強しなくてはいけないけれど様々な知識も身に付くと話されていらっしゃいました。
③については、実際に利用者のかたの嗜好に合わせたお食事をヘルパーさんが作っていたがなかなか血糖値の改善がみられず、栄養士からヘルパーさんに指導をしてその食事を作ってもらったところ血糖値が改善したそうです。
上妻氏は、利用者であっても、関わる栄養士であっても、まずはその人を知ることから始める、信頼関係を築くということが大切で、声を掛け合えるような関わりは質の向上にもつながるのではないか、と話されていらっしゃいました。
今回鹿屋地区栄養士会で他職種のかたのお話を聞くことができたことは大変貴重な勉強会になったと思いました。
平成29年1月24日 津代